外国語指導助手は直接雇用に
札幌市議会第1回定例会予算議会で、外国語指導助手(ALT)を直接雇用するべきという質問を行いました。
札幌市では、外国語指導助手は、業務委託で実施していますが、2016年、落札した業者がALTの人数を集められず、派遣開始が2カ月おくれの7月にずれ込んで小・中学校の子ども達の英語の授業に大きな影響がありました。当時も代表質問と委員会質問でALTの果たす役割と業務委託の問題について取り上げました。
その後、札幌市の契約方法は1年から2年間と変更になりましたが、ALTの働き方については、1年契約は変わっていません。そのため、ALTの社会保険の加入状況について質問しました。
私は、「法律の改正があったことを周知し、社会保険について適正な運用となるように促すこと、委託費の中に社会保険加入に係る経費も見込まれているのか」と確認し、教育委員会の担当部長は、「委託費の中に社会保険加入に係る経費も見込まれている」と明らかにしました。
子どもたちの英語授業を豊かにしていくためには、担任教員との綿密な話し合いのもとで進めていくことが本来のALTの仕事で、札幌市の子ども達の教育にとって重要な役割を果たしているALTは直接雇用にするべきと求めました。札幌市は「他都市の状況も調査して雇用形態は、引き続き検討する」と答弁しました。