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声に出せないSOSを見逃さない施策の充実を

札幌市議会厚生委員会の視察で、大阪の豊中市に行ってきました。最近、ドラマで放送された、「サイレント・プア」のモデルとなったCSW(コミュニティソーシャルワーカー)について学んできました。

CSWとは、制度のはざまや複数の福祉課題を抱えるなど、既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の取り組みを行う人のことです。CSWが中心になって地域と連携して様々な支援をしています。

紹介された事例は、部屋の中がごみの山になっている高齢の女性でした。「迷惑をかけたくない」と支援を拒み続けてきたそうです。心を開いてくれるまで何度も何度も通って信頼関係を築きました。やっと部屋の掃除を了解し、地域のボランティアの方と1日がかりで掃除をしました。綺麗になった部屋と女性の「ありがとう」の言葉から豊中市の取り組みのあたたかさが伝わってきます。

視察に行った委員からは、「一度きれいにしてもまたごみだらけになるのではないか」「SOSを出せない人たちの声をどうやって拾っていくのか」などたくさんの質問が出されました。豊中市の担当者からは「ごみを片付けることが問題ではなく、生活基盤につなぐことが目的です……排除するのではなくそうせざるを得ない原因を探ることが大切」との言葉に「福祉とは何か」という根本の問題を考えさせられました。

札幌市でも声に出せないSOSを見逃さず、支援するために何ができるか考えていきたいと思いました。

「白石区民報」14年07月06日付より